二枚爪を治すケア方法や二枚爪の補修方法

二枚爪は繰り返す人が多く、根本的な原因を知らないと改善できません。二枚爪を治すためのケア方法や日常で気をつけるべきことをご紹介します。

二枚爪が治らないの6つの原因

二枚爪は繰り返す人が多く、原因を知らないまま悪化する人も。二枚爪が治らない原因は主に6つありました。

ジェルネイルで爪が乾燥

爪

女性の二枚爪の原因で多いのが、ジェルネイルなどで常に爪に蓋をしてることです。

爪は日常生活の中で、

  • 手を洗う
  • お風呂に入る
  • 空気中の水分に触れる

このように外部から水分を補っています。

手洗い

しかし、ジェルネイルやポリッシュなどで、爪をずっと覆ったままにしていると、外から水分を補うことができず、徐々に爪甲(ネイルベッド)が乾燥し、ジェルをオフしたら二枚爪になっていた!ということがよくあります。

まずはジェルをお休みし、爪の保湿やバランスの良い食事で爪の水分量を上げることができます。

除光液で爪が乾燥

除光液(リムーバー)の使いすぎも二枚爪を引き起こします。

除光液などの有機溶剤は、爪に触れると爪の表面のセラミドや脂質もとかしてしまいます。
除光液を使った後って少し爪が白っぽくなったりしますよね。これは爪の表面成分も少し溶かされてしまっているからなんです。

セラミドを失った爪は保湿効果が低下、乾燥し二枚爪を引き起こします。

除光液
  • 週に1回以上除光液を使う
  • 除光液の後、爪が白っぽい
  • 除光液をたっぷり使っている

思い当たる人は除光液の使い方を見直しましょう。

除光液だけでなく、業務用の有機溶剤や洗剤を扱う職業の方も二枚爪になりやすい傾向にあります。

爪の伸ばしすぎ

爪の伸ばしすぎも二枚爪にはよくありません。

  • つい爪切りをさぼってしまう
  • おしゃれのために爪を伸ばしたい

という人は二枚爪に注意が必要です。

爪はネイルベッド(爪床)から離れると水分量が少なくなっていき乾燥しやすくなります。
爪を伸ばせば伸ばすほど二枚や割れ・欠けを引き起こしやすくなります。

二枚爪にならないためには、爪を短く切りそろえましょう。おしゃれのために伸ばしたい人は、ベースコートで補強するなどして伸ばすと良いでしょう。

爪切りで爪に負担をかけている

爪切りで爪を切っている人も、爪へ負荷がかかり、二枚爪になりやすくなります。
爪切りの使い方や、エメリーボード(紙やすり)で整える方法で爪への負担を減らすことができます。

爪先を酷使している

爪の先端を酷使する仕事の人や、趣味でギターを弾く人などは爪の先端への衝撃が続くのでひどい二枚爪になりやすいです。
ベースコートで補強したり、爪が乾燥しないよう常に保湿を心がけることで、症状は緩和されますが、
爪をケアしてくれるネイルサロンなどプロのケアに任せたほうが良い場合もあります。

貧血や栄養の偏り

ダイエット

貧血や食事の偏りがあると、爪の先まで栄養が届かず、二枚爪の原因になります。

  • ダイエットによる食事の偏り
  • 貧血
  • 冷え性
  • ストレス
  • 睡眠不足

思い当たる人は、爪への栄養不足や血流が悪いことで栄養が行き渡らない体になっているかもしれません。
食事の見直しや、血流を改善させることが必要です。

二枚爪を治すケア方法

1. 二枚爪には一に保湿、二に保湿

とにかく保湿して爪が乾燥しないようにしましょう。二枚爪の大敵は乾燥です。

乾燥した爪は柔らかさを失い、少しの衝撃で二枚爪になります。爪を乾燥から防ぎ、柔らかさを常に保つことが二枚爪にならないケアとしてとても大事です。

ハンドクリームでも良いのですが、できればネイルオイル(キューティクルオイル)や爪美容液を購入しましょう。
液状の方が、爪周りや爪の隙間などの細かい部分まで入り込みやすく、効果が高いのです。
ネイルオイルを用意したら、爪の裏から1〜2滴垂らしましょう。爪の両脇にもオイルが流れてきたら指でマッサージするように塗り込みましょう。オイルが肌温になるとさらに馴染みやすくなります。

ネイルオイル

乾燥が気になる時はこまめにオイルを塗るのがおすすめです。ただベタベタになるものもあるので入浴後で寝る前が一番良いタイミングです。
ベタベタにならないネイルオイルもあり、外出時におすすめです。

水仕事で水に触れることや台所用洗剤は爪を乾燥させますので、ゴム手袋をして爪を守りましょう。入浴後も過乾燥により爪の水分が奪われますので、爪先まで保湿ケアするよう心がけましょう。

2. ジェルネイルをやめて二枚爪を治す

爪

まず、ジェルネイルやマニキュアをしている人は、オフしてしばらく素爪で過ごすようにしましょう。
「爪が健康になってきたな」と自分で感じるくらいまでお休みすると良いでしょう。爪が生え変わるまでには半年くらいかかるので、爪の症状がひどくなってしまった人は、半年くらいジェルはしない方が良いと思います。

二枚爪を補強するためにジェルネイルをすると良い?

爪が健康的で硬く丈夫な人で、たまたま衝撃などで2枚爪になってしまったという人は、ジェルネイルで補強するのもありだと思います。
ただ、ジェルネイルを続けていて二枚爪になった人は、またジェルネイルをすることで悪循環に陥るでしょう。
剥がれた部分が気になる人は他の方法で補強した方が良いです。

3. 二枚爪の人は除光液をなるべく使わない、使い方に注意する

除光液のほとんどに含まれる「アセトン」。
プラスチックを溶かすアセトンは、爪のセラミドも溶かし、爪を乾燥させます。除光液を使用しないのが二枚爪には一番良いのですが、ジェルやマニキュアを落とすには欠かせませんよね。

除光液を使う際は、爪のサイズにぴったりカットし十分に液を含ませ、爪に乗せたまま放置せずになるべく早く拭き取りましょう。
こうすることで、爪への溶剤の浸透を少なくすることができます。
爪の周りをハンドクリームやネイルオイルで保護してから除光液を使うと、爪周りに除光液がついてしまうのを防げます。

アセトンフリーの除光液もありますが、その多くの主成分はエステル系の「炭酸プロピレン」という溶剤。アセトンのように白くならないことで人気がありますが、落ちにくくこすってしまうことで逆に爪への負担が高くなってしまうことも。アセトンフリーを使用する場合も、爪へなるべく染み込ませないように気をつけましょう。
除光液の使用頻度は月2〜3回にを目安にしましょう。

4. 二枚爪を切るときは「爪切り」より「爪やすり」を使う

ネイルオイル

二枚爪を切るときは、爪が乾いた状態では爪にダメージを与えます。入浴後など、爪が柔らかくなった時に、細かくパーツを分けて爪切りをしましょう。

二枚爪の人は、ネイルファイル(やすり)を使って短く整えるのがおすすめです。爪への負担は少なくなります。
180G(グリッド)程度の細かさのネイルファイルを用意したら、一定方向に動かすように注意しながら爪をやすります。
爪の先端も滑らかに整えやすく、爪切りで切った時よりも引っ掛かりが少なくなります。

5. 体の中から二枚爪を改善

ネイルなどをしていないのに二枚爪になる人は、爪の保湿に必要な栄養素が足りてないのかもしれません。
爪は外から水分を補っていると先ほどお話しましたが、多くは爪の下の爪床(そうしょう)というところから水分を補給しています。

二枚爪

この爪床が乾燥していると爪に水分を補給できずに、爪が乾燥し二枚爪になる場合があります。爪床の70%はコラーゲンでできているので、コラーゲンを増やす食事を意識すると良いでしょう。
コラーゲンを多む食事は、フカヒレ、サケ皮、手羽先、鶏軟骨、牛すじ、豚白モツ、フカヒレなどです。
コラーゲンと一緒に栄養素はビタミンC、トリプトファン(必須アミノ酸)、エラスチン、シリカなどです。これらはコラーゲンの生成や強度をサポートする成分です。
コラーゲンも爪の主成分ケラチンもタンパク質の一種ですので、肉や魚、大豆製品などタンパク質が豊富に含まれるものも積極的に食べるようにしましょう。

1日に必要なコラーゲン量は5,000mg~10,000mgと言われています。食事でコラーゲンやシリカを十分に摂取できない。。と言う人は二枚爪に良い爪用のサプリもおすすめです。
爪床のコラーゲンを元気にする成分や、爪の強度をアップさせるイオウやシリカなどが含まれています。

ネイルサプリ

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二枚爪を補修する方法

二枚爪になってしまった場合は、応急処置として絆創膏を巻いてそれ以上爪がはげないようにしましょう。
次に爪をはげてしまった付近までやすりで短くします。深爪にならないように注意してください。
次に爪を接着して補強するネイルグルーや、コート剤でくっつけてしまいます。
コート剤を選ぶ際は、爪に優しい成分であることをチェックしましょう。

二枚爪

二枚爪はなぜハゲるの?

二枚爪をよく見ると、爪が層になっていることがわかると思います。
爪は「背爪・中爪・腹爪」という3層構造になっています。

二枚爪

爪はケラチンという繊維状タンパク質でできていますが、この繊維の方向は層によって違っていて、縦、横、縦と交互に流れています。
水分がしっかりある爪は、3層が密着していて剥がれることはありませんが、乾燥すると、各層が縮み隙間が開きます。乾燥が続くと次第に上の層から剥がれてしまいます。
爪の一番下の層は爪床の一部からできていて、水分量も多くなっています。対して一番外側の層の水分量は少なくなります。
また爪の先端の指から離れた部分は爪床から水分を補給できず乾燥するばかりです。爪の先端の上の層が剥がれてくるのはそのためです。

足の二枚爪は要注意

足が二枚爪になっている場合、もしかしたら爪水虫にかかっているかもしれません。
爪水虫とは、爪にできる水虫のことで、白癬菌(はくせんきん)に感染し、爪の内部まで広がってしまっている状態です。多くの人は足の親指にかかります。

二枚爪だけでなく、爪が濁っている、変形している、ボロボロになっている、爪が厚くなったなどの症状が見られたら爪水虫に感染している可能性が高いです。
足の爪水虫はかゆみや痛みがないので、放っておいてしまう人も多いのですが、感染力が強く、家族など周囲の人まで感染させてしまうので、爪水虫かな?と思ったら自分でのケアよりも、早めに皮膚科で治療を受けましょう。

二枚爪は病院で治療した方がいいの?

二枚爪は自分の爪ケアで改善しますが、なかなか治らない場合や痛みが伴う人は、皮膚科を受信することをおすすめします。二枚爪は正式には「爪甲層状分裂症」と言います。貧血が見られる場合には鉄剤の内服などの治療になります。

二枚爪は特別な治療方ではなく、食生活の見直しやこまめな保湿で改善することが可能ですので、ぜひ自分でケアしてみましょう。