爪水虫は市販薬で自力で治せる?爪水虫(爪白癬)の特徴や治療方法


最近若い女性にも増えている爪水虫。爪水虫は足にできる水虫と違ってかゆみなどの症状はありませんが、爪水虫が進行し悪化していくと、爪がボロボロになり日常生活にも支障をきたすようになります。

治療を始める前に、まず「本当に爪水虫かどうか?」をはっきりさせて治療に臨むことが近道となります。

それでは、爪水虫の特徴や治療方法、市販薬についてご説明します。

爪水虫

爪水虫(爪白癬)とは

爪水虫は「爪白癬」とも呼ばれています。

最近ではいろいろなところで爪水虫について取り上げられる傾向にありますが、実際にとてもありふれた病気になります。

日本では10人に1人が爪水虫であるとも言われていますので、他人事ではないのです。爪水虫であることに気付いていない方もいれば、何となくその可能性を自覚しながらも放置しているという方もいます。

もともと放置されやすい病気なのですが、放置すると蜂窩織炎糖尿病性壊疽の原因となることもあるそうです。

少しでも疑わしい場合には爪水虫であるかどうかハッキリさせる必要がありますし、爪水虫であることがわかったら早めに治療を開始することが大切です。

足水虫も同時になる

ケースバイケースではあるのですが、爪水虫で悩んでいる方というのは同時に足水虫にも悩まされていることが多いものです。

爪水虫をきちんと治療しないと足水虫のほうも再発してしまうと言われていますので、足水虫とサヨナラするためにも爪水虫の治療は必須なのです。


足水虫の写真 出典:ロート製薬HP

爪水虫(爪白癬)の症状

初期症状

爪水虫の症状としては、爪が白く濁るといったものが挙げられます。

爪水虫

これは爪水虫における代表的な症状です。爪が白く濁ったり、爪に白い筋が入ったりするので、症状としては見た目にもわかりやすいものといえるでしょう。

爪が白く濁ったり、爪に白い筋が入ったりするのは、爪水虫における初期症状になります。

爪水虫(爪白癬)の進行

症状が進行していくと、爪水虫を引き起こす白癬菌が指のほうへと感染していきます。

それに伴って、爪の色も白く濁っていたものが黄色になり、黄色から黒へと変色していきます。

爪の厚みも増して、爪が盛り上がったような状態になります。

盛り上がった爪は丈夫そうに見えるのですが、実はとても脆くなっています。そのため、ポロポロと剥がれ落ちてしまいます。

その剥がれ落ちたものから他の人に移ってしまうこともありますので、爪水虫は自分だけの問題ではないと考えたほうがいいでしょう。

爪水虫が進行し悪化していくと、日常生活にも支障をきたすようになります。

爪水虫によって爪が爪として機能しなくなると、歩くことすらままならなくなります。そこから内臓機能の低下を招くこともありますので、悪化する前に治療をおこなっておきたいものです。

また、白癬菌による糖尿病と合併症のリスクもあります。

爪水虫(爪白癬)の種類

爪水虫と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。

遠位側緑部爪甲下型(えんいそくえんぶそうこうかがた)


出典:はなふさ皮膚科HP

遠位側緑部爪甲下型というのは、爪の先端や側縁部、つまり爪の遠位部から白癬菌が侵入することによって起こるタイプです。

爪水虫の中でももっとも多いタイプといえるでしょう。

白癬菌が侵入してくる爪の先端や側縁部が変色して、欠けていきます。

白色表在型(はくしょくひょうざいがた)


出典:はなふさ皮膚科HP

白色表在型というのは、爪の表面から白癬菌が侵入してくるタイプになります。爪の表面が白くなるのですが、爪水虫の中では珍しいタイプに分類されます。

近位部爪甲下型(きんいぶそうこうかがた)


出典:はなふさ皮膚科HP

近位部爪甲下型というのは、近位部、いわゆる甘皮の部分から白癬菌が侵入してくるタイプのものです。

甘皮のある爪の付け根の部分が白く濁ってきて、爪水虫の中でも進行が早いものとして知られています。

全層異形成型(ぜんそういけいせいがた)

全層異形成型というのは、爪の先端部や側縁部、甘皮の部分、爪の表面のいずれかの経路から白癬菌が侵入してくるもので、爪全体に症状が発生します。

遠位側縁部爪甲下型、白色表在型、近位部爪甲下型の3つのタイプを先でご紹介しましたが、これらのタイプが治療されることなく放置された場合、全層異形成型になります。全層異形成型になると歩くたびに激痛を伴うようなこともあります。

あなたの爪は爪水虫?爪水虫に似た症状とは

爪水虫だと思っていたのに実は違ったというケースも少なからずあります。
ここでは、爪水虫に似た症状についてご紹介していきたいと思います。

爪水虫に似た症状として挙げられるのが爪が厚くなる、爪が変色するといったものです。

これは加齢によって起こる症状でもあります。また、カンジダ爪甲剥離症、乾癬などでも同じような症状が起こることもあります。

このように似た症状があるからこそ、まずは爪水虫なのかどうかをハッキリとさせなくてはいけません。

爪水虫(爪白癬)と水虫(足白癬)の違い

爪水虫と水虫を両方持っている方は多いのですが、どちらも白癬菌によるものですので爪水虫になっている方は水虫になりやすいですし、水虫になっている方は爪水虫にもなりやすいのです。

では、爪水虫と水虫の違いというのは何なのでしょうか。

まず、違ってくるのが場所です。

爪水虫というのは白癬菌が爪の中にまで入ってきているものですが、水虫というのは白癬菌が足の角質層に入って起こるものです。

白癬菌は体の至るところに入り込み、さまざまな症状を引き起こします。

次に、症状です。

爪水虫における代表的な症状としては、先でもお話しした爪が白く濁る、爪に白い線が入る、爪が厚くなるといったものが挙げられます。

一方で、水虫になるとかゆみやじゅくじゅくといった症状が出てきます。

爪水虫の症状は見た目にわかりやすいのですが、かゆみなどの自覚症状はありません。そのため、発見が遅れてしまうのです。

爪水虫(爪白癬)の原因

爪水虫の原因は、先ほどから何度も登場している白癬菌というカビになります。

爪はケラチンというたんぱく質の一種でできているのですが、白癬菌はこのケラチンをエサにしています。

カビということもあり、白癬菌は高温多湿な場所を好むのですが、足というのは蒸れやすいので白癬菌にとっては居心地のいい場所になります。

白癬菌が爪の中に侵入して、爪の下の部分、爪甲下と呼ばれる部分をすみかとするケースがほとんどです。

爪甲下は水分が多くて柔らかいですし、白癬菌のエサとなるケラチンも豊富です。そのため、白癬菌にとっては最高の場所なのです。

水虫から爪水虫へ

もともと水虫を持っている方であれば、その水虫から白癬菌が爪のほうに移り、爪水虫になることもあります。

爪水虫と水虫を併発すると完治が難しくなってきますので、注意が必要です。

というのも、爪水虫と水虫を併発することによって、常にどちらからも白癬菌が供給されるような状態になってしまうのです。

どちらかが治っても残っているほうから白癬菌が供給されて、再発してしまうのです。

もちろん、爪水虫は自分以外で爪水虫を持っている人や水虫を持っている人から感染することもあります。

爪水虫(爪白癬)の治し方

できるだけ早い段階で爪水虫の治療をおこなっていきたいのですが、どのように治していくのかをご存知ない方のほうが多いかと思います。

基本的に爪水虫は薬物療法で治していくことになります。

塗り薬飲み薬があります。

爪水虫

テレビコマーシャルなどの影響もあって塗り薬のイメージが強いという方もいるかと思います。

ただ、塗り薬だけで爪水虫を治すのは難しいでしょう。というのも、かたい爪の上から薬を塗っても、なかなか中まで浸透しないのです。

そのため、塗り薬というのは治療においてはあくまでも補助的な位置づけになります。

爪の上から塗るのではなく、爪の周辺に塗って改善を目指していくことになります。

塗り薬が補助的な位置づけになるのに対して、飲み薬というのは爪水虫治療の主軸となってきます。

外からのアプローチが難しくとも、飲み薬であれば体の内側からのアプローチができます。

飲み薬であれば薬の成分が長時間、体の中にとどまってくれるので、その効果もより期待できるのです。

ただ、飲み薬での治療をおこなう場合には血液検査が必要になってきます。

定期的な血液検査をおこない、薬の副作用などのチェックもおこなっていきます。

場合によってが、薬を中断したり、薬を変更したりすることもあるかもしれません。体質によってはそもそも飲み薬での治療が難しい場合もありますので、そのあたりはお医者さんとしっかりと相談していくことになります。

爪水虫(爪白癬)の市販薬はある?

爪水虫の市販薬があるのかどうか気になっているという方も多いでしょう。

結論から言ってしまうと、爪水虫の市販薬(塗り薬)はあります。

インターネット上で購入できるものもありますので、病院へ行くのが恥ずかしいという方に人気なようです。

爪水虫の市販薬の中には評判のいいものもあるのですが、市販薬を購入する前に本当に爪水虫なのかどうかを確認しておかなければいけません。

当たり前のことなのですが爪水虫の市販薬というのは、爪水虫にしか効果がありません。

爪水虫以外のものが原因で爪に異常が起こっている場合、爪水虫の市販薬を購入しても効果は実感できないでしょう。

場合によっては、悪化してしまう可能性もあります。

「病院に行くのが恥ずかしい」という方は本当に多いです。

お医者さんに爪水虫であることを知られてしまうのはもちろん、爪水虫であるということを診断で証明されてしまうのが恥ずかしいという部分もあるでしょう。

ただ、爪水虫を治すためには、爪水虫であるかどうかをまずハッキリさせなければいけません。「たぶん爪水虫だから・・・」と自己判断で爪水虫の市販薬を購入するのは避けたいところです。

爪水虫になってしまった方へおすすめの市販薬(塗り薬)

Dr.G’s クリアネイル
Dr.G's クリアネイル

Dr.G’s クリアネイルはKenneth B.Gerenaich博士によって開発された、副作用の心配がない、爪水虫専用の外用薬(塗り薬)です。

内服薬は肝臓・腎臓に負担がかかる恐れがあることから、何とか塗り薬で安全に爪水虫対策ができないか?という声からDr.G’s クリアネイルが生まれました。

この【Dr.G’s クリアネイル】はアメリカでNo1の人気の爪水虫治療薬です。ネイルサロンでも業務用として使われています。

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ジェルネイルをしている人に発生するグリーンネイルにも効果がある場合がありす。

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クリアネイルショット
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水虫(足白癬)の市販薬は爪水虫に効くのか

爪水虫と違って、水虫の市販薬はたくさん販売されています。ラミシールやエクシブ、ブテナロックなどが有名です。

水虫も爪水虫も同じ白癬菌が原因なので、水虫の薬でも治りそうに感じますが、残念ながら、水虫の薬は硬い爪の内部まで届きません。爪の症状が気になる場合は、有効成分がしっかり爪内部まで届く爪水虫用の市販薬を選びましょう。

爪水虫のケア方法

爪水虫のケア方法なのですが、病院で薬を処方されたのであれば用法用量を守ってその薬を続けていくことです。

飲み薬は飲み忘れがないようにすればいいのですが、塗り薬に関してはいくつかのポイントがあります。

塗り薬のポイント

爪水虫

入浴後というのは皮膚がふやけて柔らかくなっているので、薬が浸透しやすくなっています。そのため、塗り薬はお風呂上りに塗るのが効果的です。

それも白癬菌を逃さないように、広範囲にしっかりと塗るようにしましょう。

状態がよくなったと思っても自己判断でやめるのではなく、お医者さんにきちんと判断してもらいます。

日常で実践したい爪水虫(爪白癬)ケア

治療のための薬を続けることはもちろんですが、患部を常に清潔に保つということも大切です。

毎日石鹸で綺麗に洗うようにしましょう。

洗う

洗った後は湿ったままの状態にしないで、しっかりと乾かします。

靴下は毎日交換して、できるだけ通気性のよいものを選びます。

洗った靴下は、裏返しにして直接日の光に当てるようにしましょう。

靴下

靴もやはり通気性のよいものを選ぶようにしたいものです。毎日交換できるように、何足か用意しておきましょう。
できることなら靴を履かない、靴を履く時間を短くするといったことも意識しておきたいところです。

ただ、どうしても靴を長時間履かなければいけない場合には、抗菌性のある中敷きなどを使いましょう。

爪水虫(爪白癬)の予防策

爪水虫の原因は白癬菌です。そのため、爪水虫を予防するのであれば、白癬菌を生活環境から排除していくことが大切です。

言ってしまえば、白癬菌にとって居心地の悪い環境を作り、白癬菌のほうから逃げ出すような状態にすればいいのです。

先でもお話ししましたが、患部を清潔に保つことが爪水虫の予防にもなります。

つまり、足をよく洗って綺麗にすることです。洗った後に湿ったままにしていては白癬菌が好む環境を作り出してしまいますので、洗った後にはしっかりと乾燥させます。

さらに、足に直接触れるものに関してはこまめに洗濯をしておきます。例えば、バスマットや靴下などです。

バスマット

こちらのリネンのバスマットは濡れても乾きやすく、洗濯機でも洗いやすいのでおすすめです。サラサラの触感も気持ちが良いですよ!

あとは、部屋の通気をよくして、こまめに床の掃除をするようにしましょう。
部屋の通気や掃除というのは一見関係ないように思えるかもしれませんが、白癬菌というのはカビの一種で体のどこからでも侵入してくるものです。

足元だけではなく、自分が過ごす空間においては白癬菌が繁殖できないような環境づくりを心がけていきましょう。こういったことが自分の爪水虫を予防するだけではなく、一緒に生活している人が爪水虫にならないように予防することにもつながってくるのです。